前書き
私は現在、「記号のタッチタイピング」の練習を続けています。 アルファベットや数字のタッチタイピングは今までも一通りできていたのですが、記号のタッチタイピングは今まで未着手でした。 このような人は、私のほかにも少なからず居るのではないでしょうか。
記号のタッチタイピングができるようになると、「アルファベットのみのタッチタイピング」と比べても、「キーボード入力」について大きな変化があります。実際どのような変化があるか、以下に挙げていきます。
キーボードのホームポジションから指を離す場面が減る
アルファベットに加え、記号もタッチタイピングできるようになると、ホームポジションから指を離す場面が「アルファベットのみのタッチタイピング」より明らかに減ります。 その結果、キーボードの上で手指が過ごす時間が今まで以上に増えることになります。
プログラミングにもっと興味を持てるようになる
多くのプログラミング言語において、<
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・[
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・,
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・+
等の記号を入力することになる機会は多数発生します。
記号までタッチタイピングできるようになれば、「記号の入力が億劫」という障壁が低くなるので、結果プログラミングにもっと興味を持てるようになるのです。
完全なタッチタイピングの次を考えるようになる
ホームポジションから指を離す場面が減ると、タイピングについてもっと深く考えるようになります。 キーボードだけでできることが増えるので、今まで疑問に思っていなかったような事柄に疑問を持つようになるわけです。
- キーボードからマウスに手を移すのが億劫になる
- キーボードだけでできることを増やそうとする
その結果、「キーボードのさらなる活用」に関する様々な事柄に興味を持つようになります。 興味を持つようになる事柄としては、以下を挙げることができます。
- カーソルキーを使わないカーソル移動
- 各アプリケーションのキーボードショートカット
キーボード沼への入り口
私の場合、行き着く先は「キーボード沼」ということになるかもしれない、キーボードについてそのレベルまで調べものをするようになりました。 「キーボード沼」の顕現としては、以下のような事柄が考えられます。
- 入力効率のいい入力方法を極める
- 入力効率のいい物理キー配列の知識を得る
- Column-Staggered
- Ortholinear(格子)
- 左右分離
- 以下のような動機により、キーボードを自作する
- 理想の物理キー配列を実現する
- 「特定のキーのみ重いor軽い」等、市販品で実現できないキータッチを実現する
- 単に電子工作の一バリエーションとして
- 独自の論理キー配列を考えるようになる
「キーボード沼」のさわりの部分については、ぺかそ氏による連載「ハロー、自作キーボードワールド」がITmediaにて掲載されています。