Pythonあれこれ 2021-02-09 - Flaskのインストール

概要

「Head First Python 第2版」を進めていった中で考えたことの記録です。

Head First Python 第2版 ―頭とからだで覚えるPythonの基本

Python Package Index (PyPI)

pypi.org

• Webに存在する、Pythonのサードパーティモジュールを集中管理するためのサービス
• Pythonコミュニティが、Pythonの公式機能の一つとして運営している
• FlaskはPyPIにリリースされたサードパーティパッケージの1つである
  • Flaskの他にも、多種多様なパッケージがPyPIにリリースされている
• PyPIからPython環境にパッケージをインストールするためには、Pythonのpipコマンドを用いる
  • 自前作成したパッケージをインストールする場合と同様の操作である
  • PyPIからパッケージをインストールする場合、インストールコマンドを実行する場所のパスは不問である
    • PyPIのロケーションについては、pipコマンドが内部的に解決してくれる

Flask

Windows上に存在するPython環境にFlaskをインストールする場合、py -3 -m pip install Flaskコマンドを実行します。

PS C:> py -3 -m pip install Flask
# ...略...
Successfully installed Flask-1.1.2 Jinja2-2.11.3 MarkupSafe-1.1.1 Werkzeug-1.0.1 click-7.1.2 itsdangerous-1.1.0

• Flaskは、Pythonコードを処理することが可能なWebフレームワークである
  • 同種のWebフレームワークであるDjangoと比較すると、実現できる機能は限られている
  • 一方で、Djangoより軽量である
• "Successfully installed ..."と表示されていれば、FlaskおよびFlaskが必要とするモジュールは正常にインストールされた
  • Flask以外のモジュールについては、環境によって何がインストールされるか変わることがある
• 各モジュールは随時更新され、バージョン番号も更新ごとに変化する
  • この環境においてインストールされた各モジュールのバージョン
    • Flask-1.1.2
    • Jinja2-2.11.3
    • MarkupSafe-1.1.1
    • Werkzeug-1.0.1
    • click-7.1.2
    • itsdangerous-1.1.0
  • 「Head First Python 第2版」本誌においては、各モジュールのバージョンは以下より新しければ問題ないとしている
    • Flask-0.10.1
    • Jinja2-2.8
    • MarkupSafe-0.23
    • Werkzeug-0.11
    • itsdangerous-0.24