武富士の亡霊に取り憑かれた弁護士【しくじり企業L】~東京ミネルヴァ~
主に「事業」という観点からの感想です。
- 本質的に終わりが存在する事業の場合、事業の立ち上げ時点から、「事業の畳み方」について計画を持っていなければならない
- 「過払金返還訴訟」しかり、「天然資源掘削」しかり
- 「大風呂敷を広げて畳めなくなった」となれば、多くの人に迷惑をかける
- そもそも「その事業は、いつか本質的な終わりがやってくる類の事業なのか」という事柄についても、よくよく検討しておかねばならない
- 弁護士は、法律のプロではあっても経営のプロではない
- 経営以外のプロが事業を行なうにあたっては、悪辣な「経営のプロ」によって食い物にされる危険がある
- 経営以外のプロが新たに事業を立ち上げるにあたっては、「悪い人」を寄せ付けないようにするためにも、最低限の経営知識は必要である