概要
ヤマサキ春のサメまつりは、「AWS Samurai受賞経験者複数氏による、ジャンル無限定の発表会」です。2019年に開催され、2020年には惜しくも開催ならずとなったイベントが、2年越しで再び帰ってきました。
本記事では、以下の発表について言及しています。
- 山﨑奈緒美氏「ぜんぶサメのせいだ」
- 吉江瞬氏「サメの話(仮)」/高瀬拓海氏「SAME BURGER - 突然ですが、謎のサメ屋のCMです!!」
ヤマサキの元ネタ
「ヤマサキ春のサメまつり」のヤマサキ、それは、本企画立案者にして最初の発表者である山﨑奈緒美氏の「ヤマサキ」です。「ヤマザキ」ではありません。この部分を間違えると当人にも失礼ですし、山崎製パンの商標権等の侵害問題にもなりかなないため、この違いは重要です。
山﨑氏が所属する「生活協同組合コープさっぽろ」は、一見営利企業と変わらない事業活動を行っている事業者ですが、実際には非営利団体という枠組みに属する団体です。そのような団体にAWS Samuraiが3人在籍しているのです。…「ITを本業としない非営利団体のIT化は遅れている」とか、そんなステレオタイプは、この現実の前に見事に粉砕されるのでした。
山﨑奈緒美氏の発表内容
- 直近の現実世界におけるサメ被害状況についての報告
- サメ映画についての話
- 北海道のスキー場についての話
以上の内容でした。ssmjpは、(公序良俗に反する、他人の権利を侵害する等でなければ)どのような発表内容もウェルカムなのです。
北海道のスキー場
山﨑氏本人が実際に滑ったという、以下のようなスキー場が取り上げられていました。
- サッポロテイネスキー場
- スノークルーズ・オーンズ
- ルスツリゾートスキー場
- 星野リゾートトマムスキー場
- ニセコユナイテッド
- ニセコHANAZONOリゾート
- ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ
- ニセコビレッジスキーリゾート
- ニセコアンヌプリ国際スキー場
- 中山峠スキー場
- 富良野スキー場
なお、個人的には旭川周辺の以下のスキー場の存在も知られてほしいところです。いずれも大手資本・全国資本ではなく、地元資本・第三セクター・自治体による運営です。
サメ専門キッチンカー SAMEYA
吉江瞬氏の発表、次いでSAMEYA店主・高瀬拓海氏本人による事業紹介LTで取り上げられた事業です。
↓なぜサメ?
「AWS Users Group – Japan(JAWS)→JAWS→サメ→サメ専門キッチンカー SAMEYA」という一連のつながり、事業活動と人のつながりで生まれるピタゴラスイッチはここにあったのですね。
サメ専門キッチンカー SAMEYAの事業ミッション
ssmonline #10における発表内容、及び上記各種記事の内容を見るに、サメ専門キッチンカー SAMEYAの事業ミッションは、以下のようなものであると認識しています。
- 多種多様なサメ料理を提供し、サメのヒレ以外の部分も食材として有効に消費できる事実を広める
- サメ個体のより多くの部分が廃棄されずに有効に消費される世の中を作り、食材ロス問題の改善に寄与する
- サメ個体のより多くの部分に値段がつく世の中を作り、サメ漁に携わる事業者の事業拡大に寄与する
「事業活動による社会への貢献」「事業活動の波及範囲の想定」の一モデルケースとしても、参考になる事例ではないかと思います。