today::エンジニアに憧れる非エンジニア

今のところは、エンジニアとは言えないところの職種です。しかしエンジニア的なものの考え方に興味津津。

キャリア

日本でこそ実現できる、新たな職業社会のあり方

RPAの進化により実現しうる「あらゆる職業が非熟練職化し、職種間の移動障壁が存在しない」という職業社会。その実現は、クラフトギルドの伝統が欠如した日本でこそ可能と考えています。

NTT加入者線路設備工事の実施設計は、こんなことを考えて行われている

「NTT東西のサービス総合工事における実施設計」について、「何が求められるか」「実際どのような考え方に基づいて設計を行うか」を記述した記事です。情報通信エンジニアリング協会主催「アクセスデザインコンテスト」の課題内容についての簡単な解説も行っ…

「受託開発か自社開発か」より明確な選択肢の示し方

概要 システム開発を生業とする企業の分類について、以下の点について記述する記事です。 「受託開発か自社開発か」という選択肢の示し方にしっくりこない 「受託開発か自社開発か」より明確な選択肢 「受託開発か自社開発か」という選択肢の示し方にしっく…

民間において多分最後まで転勤がなくならないであろう仕事、それは「全国展開の建設業の施工管理職」

前書き 「転勤」というものに対する世の中の考え方の変化が進んでいます。 「転勤は人権侵害」「制度としての転勤を原則廃止」といった考え方も、NHKでも以下のような特集が組まれる程度には定着してきました。 www3.nhk.or.jp www.nhk.or.jp しかしながら、…

NTT通信建設事業の施工管理職を望む人へ

前書き 「NTT通信建設事業の施工管理職の働き方」というのは、「従事する人の価値観に対する要求が厳しい働き方」に属するものです。 NTT通信建設事業事業の施工管理職に従事する人は、どのような価値観や働き方を求められるのか…この記事でそれを書いていき…

「叱る」ということについて考えてみた

背景 叱ることの基本 相手の成長が第一義 叱る難しさ 上手な叱り方のポイント「かりてきたねこ」 「か」感情的にならない 叱りという名の怒りをぶちまけない 興奮 「叱る」と「怒る」は異なる概念である 「り」理由を話す 「て」手短に 「き」キャラクターに…

転職透明化らぼ x kiitok - スタートアップ企業の見分け方編 - 久津佑介氏「メガベンチャーからスタートアップ転職時の思考法 スタートアップ転職後の『想定通り』と『ギャップ』」

転職透明化らぼ x kiitok - スタートアップ企業の見分け方編の一発表の感想まとめです。 登壇者プロフィール 転職活動を進めるにあたり 大手企業を離れた理由 転職エージェントを使わなかった理由 今の企業を選んだ理由 転職活動の結果 転職活動中に想像して…

転職透明化らぼ x kiitok - スタートアップ企業の見分け方編 - Akira Miki氏「スタートアップは見極められたくない」

転職透明化らぼ x kiitok - スタートアップ企業の見分け方編の一発表の感想まとめです。 パネラーのプロフィール 求職者側も、ビジネスとしての発展性を判断する必要がある 求職者がスタートアップビジネスに身を投じるにあたってのリスク Reproの取り組み …

【まとめ・感想】DevRel/Japan Conference 2019…中津川篤司氏「なぜ日本こそDevRelを重視すべきなのか」

DevRelとは DevRelの定義 関係する職位 DevRelの必要性 世界的トレンドとして 特に日本において 日本市場の特徴 高い参入障壁の存在 日本市場が直面する弱みと脅威 日本人の勤勉性 開発者へのアプローチの必要性 開発者が見るのは無菌化されたWebである 開発…

「現場作業員のスキルレベルの調査」という仕事のワークフローに絶望。

「現場作業員のスキルレベルの調査」というテーマで、以下のようなワークフローで進めている仕事に従事することになりました。 本社社員がExcelで入力様式(VBAマクロによる入力フォーム・分析機能もセット)を作成する 現場事務所の管理者が、作成した入力…

【まとめ】夢ある未来の描き方Ⅱ - 日本マイクロソフト エバンジェリスト(業務執行役員) 西脇資哲さん発表

人生100年時代、とはいうけれど 対面でやるべきこともある 失敗だからこそ得られる成果もある 雑感 現状と未来…時価総額世界トップ10の推移から考えてみる 現在(2019年頃) 10年前(2009年頃) 20年前(1999年頃) 30年前(1989年頃) 別の意味で存在感を示…

事業モデルと報酬モデルについての話

style.nikkei.com www.outbrain.jp 私個人としては、上述日経スタイルの記事における「品質や正確さを求めるビジネス」というのは、アウトブレインの記事における「受注・請負型のビジネス」と相当部分が重なるのだと考えています。また、所謂SIerという業態…

【仕事まとめ】目標設定とは

今年も個人目標設定・期首面談の時期がやってきました。しかしながら、個人目標設定に大変悩んでいます。個人目標設定の前提となる所属部署の組織目標が、目標の体を成していないのです。 組織目標に並ぶ言葉は、「効果的な」「推進」「明確化」「改善」「支…

【社内研修】コンストラクションマネージャ研修(前期) - 事故と災害

事故 意外なことに、労働安全衛生法や労働安全衛生規則に、事故という単語そのものの定義についての言及はありません。今回のコンストラクションマネージャ研修(前期)で用いられたテキストには、「人と物とが衝突することを事故という」と記載されていまし…

【社内研修】コンストラクションマネージャ研修(前期) - 個人的感想…PDCAについて

研修内容において、「PDCAの重要性」が強く謳われていました。また、会場となった研修センターの中にも、「新たな時代にPDCA」という標語を含むポスターが掲出されていました。 個人的には、研修内容やポスターの内容が言いたいことよりも先に、「世間一般に…

キャリアへの強い不安

現在、現職における所属部署は、社内の便利屋のような扱いを受けている部署です。少なくとも3年以上、そのような部署でやってきました。 漠然とした危機感はあったのですが、実際に動くところまでは行かない。そうした状況が、今年の春くらいまで続いていま…

【社内研修】コンストラクションマネージャ研修(前期) - 管理と監督

管理 管理とは 企業の持つ資源を有効に活用して、企業目標を達成する 研修テキストには、上述の定義が書かれていました。 企業の持つ資源とは 人(Man) 物(Material) 金(Money) 方法(Method) 機械・設備(Machine) 以上5つをもって企業の持つ資源と定義されま…

【社内研修】コンストラクションマネージャ研修(前期) - 目的、受講者に望む取り組み方

7月4日から5日にかけて、題名記載の研修を受講してきました。その目的、ならびに、受講者に望む取り組み方についての話のまとめです。 研修目的 主に「安全な現場をつくること」が研修の理念として設定されていました。コンストラクションマネージャという立…

私が共感する文書

プログラマーだけがやっている効率的な仕事のやり方 (清水 亮、WirelessWire News、2015-08-26) 残念ながらGitはプログラマーが使いこなすのもやや難しいという説もあるので、生半可な覚悟では対応できないだろう。 そのうちOffice365とかで簡単にGitみた…

私が今いる業界について

通信建設業界(NTT元請け)とは 私が現職在籍中の業界です。大雑把に言ってしまえば、情報通信エンジニアリング協会会員会社のどこか、ということになります。 私としては、情報通信エンジニアリング協会の会員会社であれば、会社は違えど内実は大同小異であ…